《変形性膝関節炎 60代 女性》
両膝の激痛
長年立ち仕事をしていたためか、40歳代からから変形性関節炎と病院で診断されていた。
健康食品、コンドロイチン等飲んでいたが、今回刺すような激痛がして立ち上がれない。
患部に湿布を貼っても変わらない。
*当時の様子:患者さんのご家族談
激痛でベッドから起きれないと家族に連絡があり、病院へ行った。
レントゲンを撮って、ドクターの説明によると、
「骨と骨との間のクッションがなくなっていて、痛みを取るには人工関節にする手術しかあり
ません」と言われた。
後日、約1年後に手術が決まった。
当時のレントゲン写真 拡大した写真
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*薬局ご来店:ご本人をはじめご家族の方も手術に納得したものの、手術ということの不安、
手術までに1年間という期間もあり、ご家族からご相談を受けました。
病院に通院しているものの、激痛は変わらないので漢方薬を飲み始める。
初 診 :両膝の激痛、寒がり
2週間後 :少し痛みはマシ。
お風呂でゆっくり温めると楽になることがわかり、ちょっと落ち着いた。
1ヶ月後 :少し痛みはマシ。
2ヶ月後:以前のように歩いても痛むような激痛はなくなった。
今後、病院でヒアレイン注射を1か月に1回行うことになった。
3ヶ月後:大きな変化はないが、少しずつ自ら動くようになてきたようで、
痛みは軽減しているのでは。
6ヶ月後:長時間立っていると痛む。
8ヶ月後: 少し立っていられるようになった。
10ヶ月後: 膝の痛みは軽減しているとのこと。
しかし、ご家族のお話では、手術日が近づいてきて不安だからか、「痛くない」と
言っている感じもするとの事。
12ヶ月後:膝の痛みは軽減している。
*病院での手術前検診で(患者さんご家族談)
ご家族 :最近本人はあまり痛まないと言っていますが、どうなんでしょうか?
やはり手術は必要ですか?
ドクター:今日のレントゲンでは骨と骨との間に隙間が出来ています。
それで痛みが軽減したのかな?
でも、普通すり減った軟骨は復元しないのだけど、どうしてだろう・・・
痛まないってことだし、今無理に手術しなくてもいいかもね。
手術前検診のレントゲン写真 拡大した写真
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*後日、ご家族談:
結局手術はやめました。
1年間、注射をしてたからといって変化は感じなかった中、痛み止めを飲んでいるわけ
でもないのに痛みが軽減し、レントゲンではっきりわかるくらいの隙間ができたのです
からびっくりです。
膝の骨と骨がこすれているため痛くて病院で注射をしたり人工関節の手術をしたりして
いる人が多い中、私たちがみなさんと違うことをしていたことは漢方薬を飲んでいたこと
だと思うのです。
だから、漢方薬のおかげだと思っています。
まぁ、やはり今の医療ではクッションは復元しないと言われているので、完全に元に戻るか どうかはわからないけれども、先生の漢方薬を飲んで年老いた母が不安がる手術をしなくて
済んだし、隙間ができて痛みが軽減されたし、これからも飲み続けていくことにします。
今後ともよろしくお願いします。
*私:
実際、人工関節を入れることで快適な生活をせれていらっしゃる方もいますし、
人工ですので適合不適合があったり、約30年後に取り替えをしなくてはいけない
リスクもあり、人工関節に換えるか換えないかの判断は難しいと思います。
この方は、ご本人の手術への恐怖心等もありましたし、実際軟骨が復元しないと
言われる中、隙間ができたことで、手術の回避を選択されました。
もし、この方の様に手術を進められている方、手術までは進められていないけど膝の
痛みで悩んでいる方がいらっしゃいましたら、一度漢方薬を試してみませんか?
手術はそれからでも遅くはありません。