2012/02/28

《ストレスと臓腑》

「喜、怒、憂、思、悲、恐、驚」は、

内傷七情といって過度になると臓腑を傷つけてしまいます。

過度になることをできるだけ避けるようにしましょう。

 

①喜びすぎると、「心」を痛めます。

  症状:集中できず、不安の精神症状が出やすくなります。

  心によい食材:小麦、緑豆、ユリ根 など

 

②怒りすぎると、「肝」を傷めます。

  症状:めまい、頭痛、目の充血、耳鳴り などが出やすくなります。

  肝によい食材:クコの実、菊の花、ハッカ、ゴマ、ニラ など

 

③思いすぎは、「脾」「胃」をいためます。

  症状:食欲減退、食後の胃もたれ、胃部の不快感 などが出やすくなります。

  脾胃によい食材:ミカンの皮、アワ、インゲン豆 など

 

④悲しみ過ぎたり憂い過ぎたりすると、「肺」をいためます。

  症状:元気がなくなる、息切れ、怠惰になる などが出やすくなります。

  肺によい食材:白いキクラゲ、モモ、にんじん など

 

⑤恐怖と驚きすぎは、「腎」をいためます。

  症状:腰痛、頻尿、むくみ などが出やすくなります。

  腎によい食材:クルミ、ゴマ、山芋 など